【PH-SE】pHの測定値が安定しない、もしくは上に(または下に)ずれる
【考えられる要因】|①電極が汚れている|②内部液を交換した直後に校正や測定をした|③サンプルの性状に電極が適していない||【対処方法】|①電極を洗浄してください。|電極のメンテナンス方法は{{[コチラ](#q=pH電極のメンテナンス方法を知りたい)}}からご確認ください。||②内部液交換直後は新しい内部液が電極に馴染んでいないため、測定値が不安定になります。|電極の{{[コンディショニング](#q=pH電極(内部液補充タイプ)のコンディショニング方法)}}をしてから再度校正、測定をしてください。||③サンプルが純水や水道水などの低電気伝導率サンプルであったり、不均一なサンプル(例えば、水に溶け切らない物質があるサンプル)、ウイスキーなど有機溶媒含有サンプルですと値が安定しづらい恐れがあります。|オートHOLD機能を使用いただいても3分以内に安定しない場合は、電極がサンプルに適していないことがございます。|低電気伝導率サンプルはPUREIL電極({{[9600-10D](https://www.horiba.com/jpn/water-quality/detail/action/show/Product/pure-il-9600-10d-2730/)}})での測定、不均一サンプルは完全に沈殿してから上澄みの測定、有機溶媒含有サンプルはスリーブ電極({{[9681S-10D](https://www.horiba.com/jpn/water-quality/detail/action/show/Product/9681s-10d-2619/)}})での測定をおすすめします。|それでも安定しない場合は、電極の汚れや劣化,、またはサンプル自体が測定困難な性状である恐れがあります。
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