【ラボ用LAQUA】pH電極の液絡部の詰まり
<span style="color: #448cd4;font-weight: bold;">可動スリーブ電極のスリーブ部分が回らない原因は何ですか?</span>|KClの結晶が詰まっていると考えられます。|半日〜1日程度純水に浸けておくか、30〜40℃の温水に浸けてKClを溶かしてください|※浸漬時は内部液補充口は開けた状態にしてください。|||<span style="color: #448cd4;font-weight: bold;">内部液が白く固まってしまった。どのように取り除けばよいですか?</span>|比較電極の内部液が白く固まっているのは、KClの結晶(内部液が乾燥するとできる)だと考えられます。|内部に純水を入れてKClの結晶を溶かし、その液を捨ててください。|その後、比較電極内部液で共洗いしてから新しい内部液を入れてください。|||<span style="color: #448cd4;font-weight: bold;">白い粉が液絡部に詰まっている。どのようにとればよいですか?</span>|液絡部の外側:可動スリーブ部分が回らない場合と同じ処置をとってください。|液絡部の内側:内部液が白く固まった場合と同じ処置をとってください。|||<span style="color: #448cd4;font-weight: bold;">液絡部(セラミック)は、なぜ詰まるのですか?</span>|下記の3点が考えられます。||・サンプル(高分子の物質や、濁度、粘度が高い溶液、重金属)の付着|・内部液とサンプルとの反応物の付着|・内極AgClの析出物の付着| ※電極形式(96xxS-10D)の電極では、銀イオントラップを持っているためAgClの析出は起こりにくくなっています。||【関連】{{[pH電極の洗浄方法](#q=【ラボ用LAQUA】pH電極の洗浄について)}}| {{[pH電極のメンテナンス資料](https://supportbot-admin.userlocal.jp/ja/downloads/8f96427cea0460ba71597aba5e41ac93/preview)}}|||<span style="color: #448cd4;font-weight: bold;">液絡部(セラミック)が黒くなった電極は使用できますか?</span>|校正できる場合、使用いただけます。|念のため、一度メンテナンスしていただくことをおすすめします。||【関連】{{[液絡部が黒くなった時の対象方法は?](#q=【ラボ用LAQUA】pH電極先端の液絡部(セラミック)が黒くなったり汚れてしまった場合、そのまま使用できますか?)}}
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