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「内部液交換」に関連するFAQ
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  • Q

     【ラボ用LAQUA】pH電極を交換するときの目安はありますか

    A

     電極のメンテナンスを実施してもエラーが解消しない、安定に時間がかかる場合は交換をおすすめします。【関連する質問】{{[pH電極の寿命はどれくらいでしょうか？](#q=pH電極の寿命はどれくらいでしょうか？)}}

  • Q

     【ラボ用LAQUA】有機溶媒や粘性のあるサンプルに適したpH電極はありますか？

    A

     {{[9681S-10D](https://www.horiba.com/jpn/water-quality/detail/action/show/Product/9681s-10d-2619/)}}がおすすめです。9681S-10Dは内部液の流出量が多く、液間電位が発生しにくい構造です。有機溶媒のpH測定は水溶液におけるpHとは異なるため、測定溶媒中の水素イオン活量の大小の指標として取り扱いください。【関連ページ】{{[非水溶液のpH測定](#q=【ラボ用LAQUA】非水溶液のpH測定)}}

  • Q

     【ラボ用LAQUA】新しいpH電極で校正を行っても感度が悪かったり、不斉電位がずれるのはなぜですか

    A

     pH電極が新品の状態でも、ガラス応答膜の乾燥や内部液の濃度変化によって感度が悪かったり、不斉電位がずれる場合がございます。その場合は、内部液を全交換いただき、コンディショニングを実施ください。コンディショニングとは、内部液補充口を開けた状態で電極先端2,3cm程度を純水（またはイオン交換水）に浸漬いただき、数時間から半日程度置いていただく操作です。内部液無補充型の場合は、ガラス応答膜を 3.33 mol/L KCl 溶液（型式：300）に約30分間、浸漬してください。

  • Q

     【ラボ用LAQUA】pH電極に使用期限はありますか？

    A

     pH電極は消耗品のため、使用期限を設けておりません。校正ができておりましたらご使用いただけます。使用頻度やサンプル、保管状態、日常のメンテナンスによって大幅に異なりますので一概に申し上げることはできませんが、一般的な水溶液の測定をされる場合は1年半から2年を交換の目安としてください。強酸や強アルカリ、高温サンプル、汚れの付きやすいサンプルを測定されている場合は劣化が早まる恐れがございます。電極のメンテナンス（洗浄、<span style="background-color: yellow;">内部液交換</span>、コンディショニング）を細目に実施いただくことで長くご使用いただけます。

  • Q

     【ラボ用LAQUA】測定時に内部液補充口はどうして開ける必要があるのでしょうか？

    A

     pH測定を正しく行うためには、内部液が液絡部からサンプル側に流出しなければなりません。内部液補充口を開け、内部液の液面を標準液、もしくはサンプルの液面より高くすることでヘッド圧をかけ、内部液の流出を促します。そのため、校正や測定時には必ず内部液補充口を開けてください。また、内部液無補充型電極には内部液補充口はありません。

  • Q

     【ラボ用LAQUA】pH電極の精度

    A

     ガラス電極（9615S-10D）とプラスチック電極（9625-10D）では精度が違いますか？精度は同じです。9625-10Dは、プラスチック（材質：ポリサルフォン）ボディのため、有機溶媒を含むサンプルには使用できません。※接続する本体の精度に依存します。測定温度範囲を超える測定は、どの位まで使用できますか？ここでいう「測定温度範囲」とは、保証できる温度範囲のことです。ただし、急激な温度変化を避け、温度を徐々に上昇させる場合は、10～20℃程度、上限温度を超えても測定可能な場合があります。（例：0～60℃仕様の電極であれば、約80℃程度まで使用可能）ただし、この場合、電極の寿命が短くなる恐れがあります。応答時間はどの位ですか？応答時間は、電極の種類、劣化状況、サンプルの種類などによって異なります。例として、標準液を用いた場合、通常は1分以内に応答することが確認されています。どの液絡部のタイプが精度がよいですか？基本的には、精度に差はありません。サンプルの性状に応じて、適切なタイプを選択してください。【関連ページ】{{[サンプルから電極を選ぶ](https://waterfaq.horiba.com/inquiries/754ecfb35998dcfd2a21?q=%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AB%E3%81%8B%E3%82%89%E9%9B%BB%E6%A5%B5%E9%81%B8%E5%AE%9A%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%84%EF%BC%88pH%EF%BC%89&select_id=57287eb6db05&select_sid=5388534)}}温度補償電極の精度は？±1℃ 以内です。

  • Q

     【ラボ用LAQUA】ISFET電極とガラス電極との違い

    A

     ISFETとは何ですか？Ion Sensitive Field Effect Transistor （イオン感応性電界効果トランジスタ）の略です。ISFET電極のラインナップは？フラットタイプ（{{[0040N-10D](https://www.horiba.com/jpn/water-quality/detail/action/show/Product/0040n-10d-2749/)}}）があります。従来のpH電極との違いは？従来のpH電極は応答部にガラス膜を使用していますが、ISFETは半導体素子を使用しています。また、半導体素子を採用することにより、応答部の直近でインピーダンス変換を行っている点も、従来のpH電極とは異なります。なお、比較電極の動作原理は従来のpH電極と同様ですが、ゲル状の内部液を使用しています。ガラス電極とISFET電極で精度に差はありますか？ガラス電極と同等の精度で測定することができます。­ガラス電極であった、比較電極内部液の補充口がISFET電極にはありません。補充はどのようにするのですか？ISFET電極は、内部液がゲル化した無補充式比較電極を採用しているため、内部液の補充は不要です。ただし、内部液がなくなると校正ができなくなるため、その場合はセンサを交換してください。従来の一本電極のように温度を測定することはできますか？温度測定は可能です。ガラス電極と同じく温度補償しますが、半導体電極の特性上、校正時の標準液と測定サンプルとの温度差が10℃以上ある場合、測定値は0.5pH程度変動することがございます。そのため、校正に用いる標準液と測定サンプルの温度を同じにしてください。

  • Q

     【ラボ用LAQUA】pH電極先端の液絡部（セラミック）が黒くなったり汚れてしまった場合、そのまま使用できますか？

    A

     校正できる場合、使用いただけますが、一度メンテナンスしていただくことをおすすめします。電極洗浄液{{[220](https://www.horiba.com/jpn/water-quality/detail/action/show/Product/220-1217/)}}または、チオ尿素10％＋塩酸1％を含む溶液に、液絡部の汚れが取れるまで1時間程度浸けてください。このとき内部液補充口は開けた状態で浸けてください。内部液無補充タイプの場合、浸漬時間は30分以内としてください。メンテナンスを行っても、校正時にエラーが出る場合は、電極を交換してください。

  • Q

     【ラボ用LAQUA】電極破損

    A

     電極を破損してしまいましたが、修理は可能でしょうか？電極の修理はできず、交換が必要となります。電極が頻繁に破損する場合、対策はございますか？サンプルにもよりますが、標準形の一本電極としてプラスチックボディ電極（{{[9625-10D](https://www.horiba.com/jpn/water-quality/detail/action/show/Product/9625-10d-1130/)}}）や、割れにくい厚膜電極（{{[9615S-10D](https://www.horiba.com/jpn/water-quality/detail/action/show/Product/9615s-10d-845/)}}）がおすすめです。

  • Q

     【ラボ用LAQUA】pH電極の内部液の流出量が多いが問題ありませんか？

    A

     内部液の流出量が多すぎるのは不良品です。JIS規格：10分間に1滴以下。スリーブ形：0.5〜8mm / hr水位が下がります。セラミック形：0.1〜1.0mm / hr水位が下がります。内部液補充口を閉めている状態でも内部液が流出する場合は、電極が破損していることが考えられます。
関連するファイル

pH電極のメンテナンス（FAQ用）.pdf

pH電極のメンテナンス（FAQ用）.pdf
内容が一致している箇所
液無補充タイプ、PUREIL電極、ISFET電極は内部液交換が不要です コンディショニング（馴染ませ作業） (5 / 9ページ)
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