温度補償、温度換算とは何ですか?温度補償 測定温度におけるガラス電極(応答膜)の起電力変化を補償するものです。温度換算 測定した温度と異なる温度でのpH値を求めることをいいます。【関連】{{[温度補償、温度換算について知りたい](#q=【ラボ用LAQUA】温度換算機能と温度補償機能の違いは?)}}温度補償しているのに温度が変化するとpH値が変わるのはなぜですか?溶液のpHは固有の温度特性を示します。測定温度によりサンプルのpH値は変化します。また、ガラス電極の応答膜も温度により起電力が変化します。温度補償は、この温度変化によるガラス応答膜の起電力変化のみを補償しているため、サンプル自体の温度が変化するとpH値も変化します。【関連】{{[温度が変化するとpH値が変わるのはなぜですか](#q=【ラボ用LAQUA】温度補償しているのに温度が変化するとpH値が変わるのはなぜですか)}}温度補償しているのに実際の液温と表示されている液温が違うのはなぜですか?次の3点を確認してください。※温度センサの誤差は±1.0℃程度あります。・温度センサ(温度補償電極)がサンプルに十分つかっているか。・コネクターの差し込みが完全にできているか。・電源ONの状態でコネクターの差し込みを抜き25℃(MTCでの設定温度)が表示されるか。温度補償電極の抵抗値はいくらですか?ラボ用pHメータはサーミスタ温度補償電極が使われています。抵抗:33.86KΩ at 30℃です。温度補償機能のATCの使用法とその基準は?温度補償電極を接続し、ATCに設定ください。基準温度計が別途ある場合は、MTCで測定温度に設定ください。【関連】{{[ATC(自動温度補償)とMTC(手動温度補償)の違いは何ですか?](#q=【ラボ用LAQUA】ATC(自動温度補償)とMTC(手動温度補償)の違いは何ですか)}}温度補償機能をMTCとATCに切り換えるとpH値が変化するのはなぜですか?温度補償は、温度による電極の感度を補正するためのものです。ATCの場合は測定温度、MTCの場合は設定温度での感度に補正したpH値を示します。ATC測定温度とMTC設定温度が異なる場合は、切り換えによりpH値が変化します。また、温度センサの誤差は±1.0℃程度あります。【参考】{{[校正時と測定時で温度が異なっていても測定できますか](#q=【ラボ用LAQUA】標準液温度と、サンプル温度が異なっていても測定できますか。)}}