「pH電極のメンテナンス方法：内部液補充タイプのコンディショニング方法」に関連するFAQ

よくあるご質問
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表示温度と実温度に乖離が見られる場合は、温度校正を実施して下さい。温度がずれる頻度は少ないため、毎回実施していただく必要はございません。温度校正の方法に関しては取扱説明書をご確認ください。※一部温度校正出来ない製品がございますのでご了承ください。取扱説明書は{{[コチラ](https://www.horiba.com/jpn/water-quality/manuals/)}}からダウンロードいただけます。

【ラボ用LAQUA】内部液（#300）でpH電極を保管してもいいでしょうか

内部液（KCl）で保管するとガラス応答膜にカリウムイオンがコーティングし、測定が不安定になる恐れがあります。また、KClが蒸発して結晶ができやすくなるため、pH電極保管時は保管キャップで湿潤保管をおすすめします。電極の保管方法につきましては{{[コチラ](pH電極（ISFETを除く）の保管方法)}}をご確認ください。

【ラボ用LAQUA】ISFET電極（その他）

ISFET電極を電極スタンドに取り付けできますか？取り付け可能です。電源をON/OFFするたびに校正を取り直す必要がありますか？ON/OFFの操作ごとに再校正は必要ありません。

【ラボ用LAQUA】超純水や純水等のpHを測定できますか

純水など緩衝能の低いサンプルは、値がふらつきやすいため、再現性を得ることが難しい場合が多いです。値がふらつく要因としては、大気中の二酸化炭素、コンタミ、比較電極内部液の流出による影響や、電極のガラス応答膜の汚れ、劣化が考えられます。流通状態での測定や、低電気伝導率サンプルに適した電極9600-10Dでの測定がお勧めです。【関連ページ】{{[低導電率水・低緩衝能のサンプル測定](https://www.horiba.com/jpn/water-quality/support/electrochemistry/measurement-of-ph/sample-measurement-for-low-conductivity-liquidlow-buffer-capacity/)}}

【ラボ用LAQUA】pH標準液はどのように調製されていますか？

pH標準液はJIS準拠した濃度で調製しています。

【ラボ用LAQUA】第十八改正日本薬局方の操作法に「試料溶液の温度は、校正に用いたｐＨ標準液の温度と等しくさせる必要がある（±2℃以内）」と記載がありますが、LAQUAシリーズで温度補正はできますか。？

pH計ではできませんので、お客様にてサンプルとpH標準液の温度が±2℃以内になるように温度調整をして下さい。

【ラボ用LAQUA】同じサンプルを2本の電極で測定すると測定値が異なります

【考えられる要因】①電極の型式が違う②電極の状態が違う③測定条件が違う【対処法】①電極の構造や液絡部の形状の違いにより内部液の流出量が変わるため、サンプルを測定した際に測定値に差が出る場合がございます。複数拠点で同じサンプルを測定される場合は電極の型式を揃えていただくことがおすすめです。②どちらかの電極が汚れている、または劣化している恐れがあります。電極のメンテナンス（{{[洗浄](#q=pH電極のメンテナンス方法：ガラスボディ電極（内部液補充タイプ）の洗浄方法)}}や{{[内部液交換](#q=pH電極のメンテナンス方法：内部液の交換方法)}}、{{[コンディショニング](#q=pH電極（内部液補充タイプ）のコンディショニング方法)}}）を一通り行ってから再度校正・測定ください。※リンク先は内部液補充タイプのpH電極のメンテナンス方法です電極を洗浄しても改善しない場合は電極が劣化していることが考えられますので、新しい電極に交換してください。③校正のタイミングや測定値を読み取るタイミング、測定時の温度、攪拌の有無　等、測定の条件を合わせてください。

【ラボ用LAQUA】比較電極内部液の300と310を入れ間違えるとどうなりますか

【300を入れる電極に310を入れた場合】AgClが過剰になり、液絡部を詰まらせ電極を傷めます。【310を入れる電極に300を入れた場合】内極のAgClが溶解し、劣化が早くなる場合があります。#300：3.33mol/L　KCl水溶液#310：3.33mol/L　KCl水溶液（AgCl常温飽和）

【ラボ用LAQUA】電極を洗浄する際に、超音波洗浄してもいいでしょうか？

pH電極は電極の内極(AgCl)を、電気伝導率セルは白金黒を剥がす恐れがあるため、超音波洗浄は使用しないでください。

【ラボ用LAQUA】使用しているpH計、pH電極はJQA検定を受けることはできますか？

使用中のpH電極に関しては、弊社での検定代行サービスは行っておりません。使用中のpH計に関しては、まず一旦弊社で点検し、性能が確保されていることを確認してから、弊社より代行で検定を取得する検定代行サービスを行っております。この場合、製品の点検費用と検定代行費用の両方が必要です。検定の依頼はご購入頂いた代理店経由でご依頼ください。使用中電極につきましてはお客様にて日本品質保証機構様に検定申し込みをお願いしております。