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「【ラボ用LAQUA】サンプル量に応じた電極の選択」に関連するFAQ
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  • Q

     【ラボ用LAQUA】感度とはどういった意味でしょうか

    A

     pH測定時に1pHに相当する電圧が理論的に決まっております。この理論的な電圧に対して実際の電圧信号がどのぐらいの値になっているかが感度です。感度はpH7標準液の起電力値（mV表示値）とpH4（またはpH9）標準液の起電力値（mV表示値）との差から求めることができます。pH7･4での測定後、以下の計算をします。理論的には1pHあたり、59.2mV（25℃）の起電力の差があります。pH7（25℃でpH6.86）とpH4（25℃でpH4.01）では、2.85の差があるため6. 86-4.01＝2.852.85pH×59.2mV＝169mVの起電力差が発生しているため、実際の測定値と比較することにより感度を確認することができます。例）157-（-7）＝164mV （pH7-4間で実測した起電力の差）164/169×100＝97% （電極感度）

  • Q

     【ラボ用LAQUA】サンプルが比較電極内部液の塩化カリウム（KCl）と反応してしまう場合どうすればいいですか。

    A

     塩化カリウム（KCl）と反応するサンプルを測定する場合、以下の２つの方法を提案します。①{{[9600-10D](https://www.horiba.com/jpn/water-quality/detail/action/show/Product/pure-il-9600-10d-2730/)}}はイオン液体を内部液に採用しているため、KClと反応するサンプルでも測定できます。②ダブルジャンクション形の比較電極{{[2565A-10T](https://www.horiba.com/jpn/water-quality/detail/action/show/Product/2565a-10t-1325/)}}がおすすめです。外套に、サンプルと反応しない塩溶液（酢酸リチウムなど）を入れることにより安定した測定ができます。また、ガラス電極{{[1066A-10T](https://www.horiba.com/jpn/water-quality/detail/action/show/Product/1066a-10c-1332/)}}も購入が必要です。温度センサも必要な場合、温度補償電極{{[4163-10T](https://www.horiba.com/jpn/water-quality/detail/action/show/Product/4163-10t-1310/)}}をご検討ください。ダブルジャンクション形比較電極とガラス電極に対応しているpH計本体は、卓上型pHメータ（F-72/73/74）でございます。

  • Q

     【ラボ用LAQUA】本体の修理や校正はどちらから依頼すればいいでしょうか

    A

     製品を購入いただいた代理店様経由でご依頼ください。また、ご使用中の製品について、修理・点検を実施しているか{{[コチラ](#q=修理や点検はできますか)}}よりご確認いただけます。【関連する質問】{{[製品のサポート体制（点検・修理）を確認したい](#q=製品のサポート体制（点検・修理）を確認したい)}}

  • Q

     【ラボ用LAQUA】9625-10Dと9652-10Dの違いは何でしょうか？

    A

     9625-10Dと9652-10Dは下記4つの違いがございますので、使用環境や測定方法、測定サンプルによってお選びください。 ①内部液を補充できるかできないか9625-10Dには液状の内部液（#300）が充填されており、校正や測定のたびに少しずつ流出しますので、内部液の量が減ってきましたら都度補充していただく必要があります。万が一、電極内部にサンプルが逆流してしまった場合は、内部液で共洗いや交換が可能です。一方、9652-10Dはゲル状の内部液が充填されており、液絡部が液に浸かっている時に内部液が少しずつ溶けて流出いたします。9625-10Dのように内部液を補充していただく必要がございませんが、長時間（30分以上）サンプルに浸漬しますと、電極内部にサンプルが逆流し、内部液が濃度変化して正しく校正や測定ができなくなる場合がございます。内部液が無くなった場合や濃度変化して校正ができなくなりましたら電極ごと交換が必要です。②使用温度範囲 9625-10Dは0～100℃、9652-10Dは0～80℃です。③高濃度の酸・アルカリ溶液の浸漬について 9625-10Dは、0.1mol/L以上の濃度の強酸や強アルカリ下で連続測定することはおすすめできません。9652-10Dは、0.01mol/L以上の濃度の強酸や強アルカリ下で連続測定することはおすすめできません。④色などのデザイン 9625-10Dは電極持ち手部分が白く、内部液補充口があります。9652-10Dは電極全体が黒く、内部液無補充タイプのため内部液補充口がありません。

  • Q

     【ラボ用LAQUA】【F-70シリーズ（モノクロ液晶）】F-71/74BW,DS-71の後継機種

    A

     F-70シリーズ（モノクロ液晶タイプ）の後継はF-2000シリーズです。後継機種の詳細は以下よりご確認ください。【卓上型pH・水質分析計モノクロ液晶モデル】・{{[F-2000PI](https://www.horiba.com/jpn/water-quality/detail/action/show/Product/newf-2000pi-3926/)}}・{{[F-2000PC](https://www.horiba.com/jpn/water-quality/detail/action/show/Product/newf-2000pc-3929/)}}・{{[F-2000C](https://www.horiba.com/jpn/water-quality/detail/action/show/Product/newf-2000c-3928/)}}

  • Q

     【ラボ用LAQUA】特殊なpH電極

    A

     フロー系の電極はありますか？現在は取り扱っておりません。甘こう（カロメル）電極はありますか？内部に水銀を使用しているため、現在は取り扱っておりません。強アルカリ用電極はありますか？強アルカリ試料用pH電極（{{[9632-10D](https://www.horiba.com/jpn/water-quality/detail/action/show/Product/9632-10d-982/)}}）があります。耐アルカリガラス膜を採用し、強アルカリ試料に対する耐久性を高め、長期安定性を実現しています。メッキ液などの強アルカリ試料に最適です。フッ化試料用の電極はありますか？フッ化試料用電極（{{[9631-10D](https://www.horiba.com/jpn/water-quality/detail/action/show/Product/9631-10d-983/)}}）がございます。耐フッ化水素酸ガラス膜を採用することで長寿命を実現しました。エッチング工程後の排水管理などに最適です。

  • Q

     【ラボ用LAQUA】修理や点検はできますか

    A

     修理や点検などについてお知りになりたい機種名（型式）を入力ください。（例：F-72、DS-71、D-210P）※本体の修理や点検をご依頼される場合は、　製品を購入いただいた代理店様経由でご依頼いただくようお願いいたします。※電極・セルは、修理・点検対応の受付はしておりませんのでご了承ください。※LAQUAtwinは、修理作業のみ受け付けております。

  • Q

     【ラボ用LAQUA】電極の廃棄方法を教えてください

    A

     比較電極の内部液を抜いて、各地方自治体の指示に従い、分解せずに産業廃棄物業者に提出してください。ガラス電極にはpH7に調製された塩化カリウム溶液が入っておりますが、構造上、お客様にて内部液を抜いていただくことはできませんので、そのまま廃棄を依頼ください。なお、内部液の処理方法については、大量の水と一緒に廃棄してください。分解されてしまった場合は、廃棄分類に基づき処理してください。電極部 ：「ガラス」として廃棄内極 ：「金属」として廃棄手持ち部樹脂：「廃プラスチック」として廃棄また、コードとプラグについては、貴社の規定に従い、廃棄ください。

  • Q

     【ラボ用LAQUA】土壌をそのまま測定することはできますか？

    A

     弊社の水質計は水溶液が測定対象ですので、土壌をそのまま測定することはできません。サンプルの前処理が必要になりますので、以下のように測定してください。サンプルの調製方法は、イオン交換水(純水)と土壌をあらかじめ混ぜ合わせ、その抽出液(上澄み液)を測定する方法がおすすめです。なお、採取する土壌の量・純水の量・かきまぜる時間・放置する時間等によって値が変化します。毎測定、お客様にて一定の量・同じ条件を決めて測定を行ってください。■土壌のpH測定■土壌のpH測定において、特に統一的な取り決めはございませんが、土と水の比率は、慣行的に2:5とされています。≪測定の一例≫土壌10gを50mlのビーカーにとり、純水25mlを加え、30分間に4回かきまぜ、1時間放置したのち、上澄み液を測定してください。

  • Q

     【ラボ用LAQUA】内部液の塩化カリウム（KCl）が析出してしまった場合はどのように対処すればいいですか

    A

     電極の外側に析出している場合はぬるま湯で湿らせた布などで拭き取った後、内部液の全交換とコンディショニングを実施してください。【関連する質問】{{[内部液の交換方法](#q=内部液の交換方法)}}{{[コンディショニング方法（内部液補充タイプ）](#q=pH電極（内部液補充タイプ）のコンディショニング方法)}}{{[コンディショニング方法（内部液無補充タイプ）](#q=pH電極（内部液無補充タイプ）のコンディショニング方法)}}
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pH電極のメンテナンス（FAQ用）.pdf

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